多目的ローンとは、「自動車の購入と関係費用のため」、「教育のため」、「歯の治療のため」など、使用目的が限定されている借金のことです。使用目的が制限されていますが、その分金利が低くなっていて、高額な融資を受けやすいという特徴があります。
目的が制限されていることで、ギャンブルや浪費などで使用される心配もなく、安心して貸すことができるので、金利などの条件で優遇されているというわけです。場合によっては、自動車に抵当権を設定したり、担保が必要になる場合もあります。担保を提供する場合にはさらに高額な融資が受けやすくなります。
金融機関選びでは、銀行、信用金庫、信販会社、消費者金融といった選択肢がありますが、それぞれ条件が大きく異なっていることもありますので、よく吟味して自分に合ったものを選ぶことが大切です。
一般的には銀行が最も金利が低いので人気がありますが、審査に通ることが難しく、手続きや融資までの時間がかかるという欠点もあります。返済期間が長期にわたる場合には手間をかけてでも低金利の銀行で借りたほうがいいでしょうが、1年、2年程度で返済してしまえるような場合には、信販会社や消費者金融で手軽に借りるというのも有りでしょう。