3月は自動車メーカーの決算期のため、初めて車を購入したり買い替えを検討したり、という方が増える時期です。できれば現金で一括購入したいものですが、実際には頭金をなるべく用意して残りは自動車ローンという方が多いのではないでしょうか。これまで自動車ローンは車を購入する販売店でそのまま契約するケースが一般的でした。しかし最近では、自動車ローンを取り扱う金融機関も大幅に増え、サービスも多様化しています。借入れる側も多くの選択肢から選ぶ必要が出てきました。サービスの中身もろくに検討しないまま契約するのはもったいないです。しっかりと情報収集を行いましょう。
もし労働組合や国家公務員・地方公務員の職員団体など、団体会員の構成員の方であれば、まず中央ろうきんのマイカーローンを検討するといいでしょう。他のローンに比べても金利が低く、返済期間が最長で10年なので無理のない返済計画が立てやすくなります。また、生協会員の組合員および生計を共にしている家族が変動金利を選択する場合も金利が低めになるので、検討してみる価値はあるかもしれません。
そしてマイカーに関する費用だけではなく、マリンスポーツに関する費用(クルーザー・モーターボートなどの購入や船舶免許取得費用など)、自転車に関する費用(スポーツバイク・電動アシスト車の購入など)にも幅広く利用できます。こういった用途で使える自動車ローンはあまり見られないので、大きな特徴といえるでしょう。この他にも、他行やディーラーの自動車ローン借換費用に利用することができます。
一口に自動車ローンといっても、それぞれに特徴があります。これだけ金融の自由化が進み、自動車ローンは比較して選ぶのが当たり前の時代なので、借入先も積極的に選びましょう。金利はもちろん、条件や手続きなど違いはさまざまですが、メリット・デメリットを理解し比較した上で目的に合った借入先を選びましょう。もちろん、カーライフが借金返済に追われることのないよう、返済計画もしっかりと立てなくてはいけません。